ノンキャリ国家公務員の嘆き

現在０２：００です。帰ります。
今日は朝からすごく忙しかったです。
気が付いたら16時でした・・・。

こんな毎日はしんどいです。

タクシー車内での禁煙が全国に広がっていることはご存じかと思いますが、名古屋や神奈川に続き、静岡や長野など各地で一斉禁煙がスタートしました。

私にとっては、喜ばしいことです。
なぜなら、深夜業務での帰宅の際に、タクシーを使用するからです。
私が良く利用するタクシー会社には、禁煙車というものは存在しません。
すべて、あの忌々しいたばこのにおいがプンプンです。

車内に乗り込むと、ついさっきまで吸っていたのではないかと思うくらい”におう”のです。
臭くてたまりません。
特に、たばこ嫌いの私にとっては、最悪の環境です。

家に着いた頃には、においが染みつき、たばこを吸っていた人以上に体中からにおいを発します。
鞄にまでにおいが染みつき、1日中におっています。
仕事でクタクタになり、このにおい地獄のダブルパンチで、ノックアウト寸前の毎日です。。。

禁煙大国日本はいつくるのでしょうか？

現在２３：００です。帰ります。

お盆です。
世間は盆休み真っ只中。
私はというと、仕事です。
国家公務員は、夏休みは3日間取得できることになっています。

大抵の人はお盆に合わせて取得します。
しかし、国民にサービスを提供する我々は、全員がお盆に夏休みを取得できるわけではありません。
誰かが出勤して対応しなければなりません。
そんなわけで仕事なのです。。。

お盆出勤の唯一のメリットは、電車が空いていることです。

いつもは憂欝な朝の通勤ですが、今朝はすがすがしかったです。

しか～し、そんなさわやかな朝も一本の電話で台無しになりました。

記者
「○○の記者だが、上司いるか？○○の件で聞きたい。」と電話がありました。なぜか怒っています。
当方
「申し訳ございません。その件を担当する者はみな出張中です。」
記者
「おまえ誰や？」
当方
「別の担当の者です。」
記者
「何で名前を名乗らない！」
当方
「失礼いたしました。○○です。」
記者
「で、役職は？」
（さっき担当者って言っただろ・・・）
当方
「ヒラです。」
記者
「ヒラに用はない。上司を出せ！！」
（だったら名乗らすなよ・・・ヒラだと知っていて名乗らすとは嫌なヤツ・・・）
当方
「ですから、その件を担当している者はみな出張中です。」
記者
「今すぐ電話させろ！！！！！」

傍若無人で無理難題を平気で言う自己中心的なこの記者は、マスコミが一番偉いと思っているバカタレです。
民間ではこの様な記者は、受付でシャットアウトするはず。
公務員の世界では、どんな無理難題を言われても、懇切丁寧に対応しなければなりません。

これからは、こういった態度をとるバカ者は締出すような仕組みを作るべきです。

日経ニュースより↓

人事院は10日、フリーターや主婦らの再チャレンジ支援策として本年度から始めた国家公務員中途採用試験に、2万5075人の申し込みがあったと発表した。採用枠は152人で、倍率は165倍となる。
4月1日現在で29歳以上40歳未満の人が対象で、申込者の31.4％、7882人が女性だった。年齢制限ぎりぎりの39歳の人は1655人だった。
試験区分別では、行政事務が最も多い1万4029人で全体の55.9％。採用枠は32人で倍率は438倍となる。次いで税務の6777人。刑務（男性のみ）が1563人の順だった。筆記試験を9月9日に行い、合格発表は11月30日。

すごい倍率ですね・・・
みなさん、公務員は楽なイメージがあって応募されているのでしょうか？
楽なのは一部ですよ。毎日次の日帰宅の激務に耐えられますか？

このブログを書くと決めてすぐに、かわいそうではないことが起こりそうです。

人事院が2007年度の国家公務員一般職給与について、2001年以来、6年ぶりに引き上げを勧告することを決めたそうです。

私が就職したのが、ちょうど2001年です。
就職した年に人事院が引き下げの勧告を行い、就職した年にいきなり給料が下がりました。
勧告はいつも8月に出され、その年の4月まで遡って給料を減額させます。
そう、一度もらった給料を返さないといけないのです！
憎き悪魔のささやきなのです。

就職してからというもの給料は下がり続けました。
景気が少し上向き、民間の給料が回復してもなお、給料アップが据え置かれるこの現状。
民間の友人は残業もそれほどなく高級取りです。
何なんだ、この差は？
就職してやる気まんまんのフレッシュマンも、これじゃモチベーションが続きませんよね。

今回私にとって、就職してから初めての給料アップ！
お願いですから、少しでも給料があがりますように。。。 

悪寒、だるさ、脱力感。
体が変調をきたしています。
申し訳ないですが帰ります。 

現在、０１：００です。
帰ります。

毎日、生産性のない仕事をしてます。
やらないといけない重要なこととはわかっていますが、生産性がないのです。
公務員の仕事ってしんどいですね。 

現在、０２：００です。

帰宅はいつもだいたいこのぐらいの時間になります。
いい加減早く帰りたいのですが、仕事が山のようにあるので無理なのです。
なぜそんなに仕事があるかというと、仕事量自体は今も昔も大差ないと思いますが、それに取り組んでいた人数が断然違うからです。
昔は2、3人でやっていた仕事を、今では1人でこなさないといけない。
人が少なすぎるのです！

予算が減ってもやる仕事はあまり変わりません。
必要性を説明する資料作りに勤しまなければならず、むしろ仕事のボリュームは増えています。
民間では増員すれば事足りますが、公務員の場合、増員にはかなりのハードルをクリアしないといけないらしく、ほとんど不可能です。
そんなこんなで職員一人一人の仕事量が膨大になり、残業漬けの毎日を送るわけです。 

高給なのは一握りのキャリアだけです。
大半の公務員は普通のサラリーマン並の給料です。
それなのに、世間は公務員バッシング！
「そう、悪いのは全て公務員だ」みたいに言われます。
”公務員＝悪”という構図が出来上がっています。

ノンキャリ国家公務員がそのかわいそうな実生活に嘆きます。